
Saito Shigeru
厳しい先生。その理由とは・・・
吾妻から前橋高校、前橋女子高校、高崎高校、高崎女子高校に合格させている齊藤塾です。 学習指導について厳しい先生は、 何故厳しいか。 その理由について、私は確信をもって言えることがある。 それは、若い頃その先生自身が、 甘い見通しで学習して、とてもとても痛い目に合っている、 ということ。 それも、 思い出したくないほどの苦い経験だということ。 取り返しがつかない悔しい経験。 誰にも触れて欲しくない、忘れたい失敗。 それを、なんとか乗り越えて、今指導者としての道を歩んでいる。 「あの時、自分にもっと厳しかったら、結果は違っていた」という思い。 甘さがあったからそれが得られなかった。 どうしてもそれが欲しかったのに。 だから、 悔し過ぎて思い出したくない。 でも、ことあるごとに思い出してしまう。 そんな悔しく、苦しい経験。 それが今厳しい先生の指導を支えている。 厳しさの土台。 だから、厳しい先生には迷いが全くない。 あんな悔しい思いを自分の生徒には味わわせたくない。 取り返しのつかないあのような失敗を、生徒には経験させたくない。 絶対に。 だから、厳しい。 でも・・・・、 そのことを、指導者は決して口には出さない。 絶対に思い出したくないほど悔しいから。 時間を戻せるものなら、もう一度やり直して、今度は失敗しない自信も覚悟もあるから。 それはかなわないから。 やはり思い出したくない。 私? 私も厳しい指導者のつもりです。 その条件を十分に備えていますから。 勿論、詳しくはここには書きません。 ・・・ 「負けに不思議の負けなし」